介護保険制度の概要最終更新日:2023年03月27日
介護保険制度とは
介護保険制度は、40歳以上のすべての人が加入者となって介護保険料を納め、日常生活の支援が必要になったときに費用の一部を支払って介護サービスを利用できる仕組みです。
介護サービスを利用するためには、手続きにより要介護(要支援)認定を受ける必要があります。
被保険者 | 介護サービスの利用について | 介護保険料の納め方 |
40歳から64歳の医療保険に加入している人 | 国が定める特定疾病により日常生活上の支援が必要となったとき、要介護(要支援)認定を受けることで、介護サービスを利用できます。 | 加入している公的医療保険の保険料に、介護保険分も含まれています。 |
65歳以上の人 | 原因を問わず日常生活上の支援が必要となったとき、要介護(要支援)認定を受けることで、介護サービスを利用できます。 | 納付書での支払い(普通徴収)または年金からの天引き(特別徴収)のいずれかの方法で一人一人が納めます。 |
国が定める特定疾病
- 末期がん
- 関節リウマチ
- 筋委縮性側索硬化症
- 後縦靭帯骨化症
- 骨折を伴う骨粗しょう症
- 初老期における認知症
- 進行性核上性まひ、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病
- 脊髄小脳変性症
- 脊柱管狭窄症
- 早老症
- 多系統委縮症
- 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症
- 脳血管疾患(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など)
- 閉塞性動脈硬化症
- 慢性閉塞性肺疾患
- 両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
利用できる主な介護サービス
本人の要介護度や事業所の種類などにより、利用できる介護サービスの内容や回数、費用は異なります。
自宅で受けるサービス
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ヘルパーによる食事準備や入浴、掃除や買い物など身の回りの支援
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専門療法士によるリハビリテーション
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通院が困難な人への医師や看護師などによる支援
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介護用品や福祉用具のレンタル・購入費用への補助(車椅子、介護ベッドなど)
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自宅内の手すりの設置や段差の解消など小規模な住宅改修工事への補助
日帰りで利用する施設サービス(デイサービス・デイケア)
介護施設に通って受ける食事、入浴などの日常生活上の支援やリハビリテーション
泊まりで利用する施設サービス
自宅での生活が困難になった場合の介護施設への入所、短期間の宿泊
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