【下水道事業関連】「下水道維持管理サービス向上のためのガイドライン」に基づく業務指標
最終更新日:2023年03月27日

 〇〇町の下水道事業は、生活にとって不可欠なインフラである公共下水道、農業集落排水、小規模集合排水処理施設、管理型浄化槽の計画的な整備により、普及率が90.3%(平成25年度末)となりました。
 下水道の普及拡大によって、処理場や管渠等、下水道施設のストックは膨大な量に達しています。
 下水道管理者は、安心して快適に暮らせるまちを実現するため、これらの施設を適正に管理し、その機能を十分に発揮させていかなければなりません。同時に、適正管理の前提として、事業経営の安定化や利用者に対する説明責任等、事業の経済性・透明性・公平性をより一層向上させることが重要です。
 このような視点から下水道事業の状況をわかりやすく客観的に示すものとして、「下水道維持管理サービス向上のためのガイドライン(2007)」に基づき業務指標を算定しました。

1 下水道維持管理サービス向上のためのガイドライン(2007)とは

 このガイドラインは、効率的で質の高い下水道維持管理サービスを提供するために、配慮するべき内容や行動のあり方を示したもので、社団法人日本下水道協会によって策定されたものです。

2 背景情報(CI)、業務指標(PI)の構成

(1) 背景情報(CI)とは

 CI=Context Information(コンテキストインフォメーション)
 業務指標値を評価する上で、考慮すべき事業の環境や内容のことです。
 この背景情報はPIと組み合わせて下水道事業の運営状況を表現するツールです。

(2) 業務指標(PI)とは

 PI=Performance Indicator(パフォーマンスインジケーター)
 提供した維持管理サービスの効率性、有効性の水準を定量的に把握し、主観的評価を排除した客観的評価を行うためのツールです。

3 業務指標の試算結果

 業務指標の試算結果については次のとおりです。
 本来、公共下水道事業を対象とした指標ですが、当町では4事業を1つの下水道事業として運営しており、それぞれの業務指標を試算しました。
 (下記の項目名をクリックして詳細をご覧下さい。)

4 業務指標の活用

 事業運営を客観的な立場からより明確に示すことが可能となり、事業に対する利用者の理解を深める事ができます。
 また、試算した業務指標を蓄積し、経年的な変化を捉え、あるいは同様の条件下の事業体と比較し、事業運営の具体的な問題点を抽出することにより事業改善の検討の契機とします。

この記事に関するお問い合わせ先

下水道課 下水道経営係

〒028-3392

〇〇県〇〇郡

〇〇町〇〇中央駅前二丁目3-1

電話:019-672-6890(直通)

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