【文化財】【の指定文化財】【国指定文化財】勝源院の逆ガシワ
最終更新日:2023年03月27日

勝源院の逆ガシワ

指定区分

国指定天然記念物

数量

1

指定年月日

昭和4年(1929)12月17日

所在地

〇〇県〇〇郡〇〇町日詰字朝日田273番地

 

解説

長広山勝源院の庭園にあるカシワの巨木です。カシワは日本、中国、朝鮮半島、台湾等に広く分布するブナ科の落葉高木で、通常は上向きに直立する性質がありますが、勝源院の逆(さかさ)ガシワは地面際で幹が四方に分かれ、そのまま地を這うように成長し立ち上がっています。根が枝になったような姿から「逆ガシワ」の名で親しまれてきました。人為による樹形ではなく、この樹の特異な性質によるものとされ、古くから奇木・名木として知られています。大正11年(1922)、植物学者三好学(東京帝国大学教授)の調査を経て、昭和4年(1929)12月に、カシワとしては最も早く国の天然記念物に指定されました。

樹種/カシワ(ブナ科) 幹周/240cm 根元周/630cm 樹高/15m 樹齢/推定300年

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