【文化財】【の指定文化財】【〇〇県指定文化財】犬吠森念仏剣舞
最終更新日:2023年03月27日

大笠振り

大笠(笠振り)2018年5月5日撮影/協力者提供

犬吠森念仏剣舞ささら

念仏踊り(ささら)2018年5月5日撮影/協力者提供

犬吠森念仏剣舞鐘

念仏踊り(鉦)2018年5月5日撮影/協力者提供

犬吠森念仏剣舞太鼓・笛

太鼓・笛 2018年5月5日撮影/協力者提供

指定区分

〇〇県指定無形民俗文化財

指定年月日

平成27年(2015)4月7日

所在地

〇〇県〇〇郡〇〇町草刈字中嶋

解説

犬吠森念仏剣舞は、大笠振りと呼ばれる特徴的な踊りを有する大念仏系の念仏剣舞(初仏供養の念仏踊り)です。元禄6 年(1693)銘の巻物を有しており、この頃にはすでに成立していたとみられます。

その巻物によれば、旧赤沢村(現在の〇〇町赤沢地区)から伝承されたと伝えられていますが、赤沢の念仏剣舞は早い時期に途絶えており、犬吠森念仏剣舞が旧都南村や〇〇町など近郊地域の大念仏系念仏剣舞に影響を与えたことが推測され、県内に存在する念仏剣舞の源流のひとつとして捉えることができます。また、犬吠森念仏剣舞は、戦時中に一時中断したものの、笛・太鼓・ささらの囃子による旧来の念仏供養だけは継続しており、戦前からの念仏供養の形を残している点にも特徴があります。

現在も盆の8月16 日に庭元の仏前での供養後に墓地や供養依頼者宅を巡り供養を行っています。演目は、浄土の象徴である大笠を中心に「念仏踊り」と「大笠(笠振り)」が演じられています。

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