【児童福祉】「児童虐待かも」と思ったら最終更新日:2023年03月27日
児童虐待とは
児童虐待とは、叩くなどの暴力だけではなく、子どもの心を傷つけることや、衣食住の世話をしないことなども指します。心や体を深く傷つける虐待から子どもたちを守るためには、一刻も早く虐待の兆候に気付き、必要な支援につなげることが大切です。
下記のような親子の様子に気付いたら、迷わずにこども課または〇〇県福祉総合相談センターまでご相談ください。
連絡者や相談内容に関する秘密は守られます。
こんな兆候はありませんか?
こどもの場合
- いつも保護者の暴言・暴力とともに子どもの泣き叫ぶ声がする
- 不自然な傷や打撲の痕がある
- 衣類や体がいつも汚れている
- 落ち着きがなく乱暴である
- 夜遅くまで一人で家の外にいる
保護者の場合
- いつも子どもに対して暴言を吐いたり暴力を振るったりしている
- 小さい子どもを家に置いたまま外出している
- 子育てに関して拒否的・無関心、または強い不安や悩みを抱えている
- 子どものけがについて不自然な説明をする
虐待の種類
身体的虐待
殴る/蹴る/叩く/投げ落とす/激しく揺さぶる/やけどを負わせる/溺れさせる/家の外に閉め出す など
心理的虐待
言葉による脅し/無視/兄弟間での差別的扱い/子どもの存在を否定するような言葉を浴びせる/子どもの目の前で家族に対して暴力を振るう(DV) など
性的虐待
子どもへの性的行為/性的行為を見せる/ポルノグラフィの被写体にする など
ネグレクト(育児放棄)
乳幼児を家に残して外出する/食事を与えない/ひどく不潔なままにする/自動車の中に放置する/重い病気になっても病院に連れて行かない/他の人が子どもに暴力を振るうことなどを放置する など
子どもを健やかに育むために ~愛の鞭ゼロ作戦~
子育てにおいて、しつけと称して、叩いたり怒鳴ったりすることは、子どもの成長の助けにならないばかりか、悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。以下のポイントを心がけながら、子どもに向き合いましょう。
- 子育てに体罰や暴言を使わない
- 爆発寸前のイライラをクールダウン
- 親自身がSOSを出そう
- 子どもの気持ちと行動を分けて考え、育ちを応援していこう
社会全体で子どもたちを守っていきましょう
虐待の背景には、保護者の困難な状況や悩みが隠されている場合が多くあります。虐待はどの家庭でも起こり得る問題であることを意識し、社会全体で子どもたちを守っていきましょう。
あなたの1本の電話で救われる子どもがいます。児童虐待かもと思ったら、すぐにお電話ください。(住んでいる地域の児童相談所につながります)※一部のIP電話からはつながりません。
<町の相談窓口>
こども課こども係 電話:019-672-2111(内線3190)
<地域の児童相談所>
〇〇県福祉総合相談センター 電話:019-629-9605
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